米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニー傘下のスポーツ専門チャンネル「ESPN」は、総合格闘技でまたも大きな一手を打とうとしている。総合格闘技団体「UFC」はESPNとの間で、スポーツ専門ストリーミング「ESPNプラス」に試合の有料コンテンツを独占販売・配信する権利について7年契約を交わした。配信は4月に開始する。ESPNはこれまでもペイパービュー方式で格闘技の試合を放送してきたが、こうした形で有料コンテンツ契約を結ぶのは初めて。ディズニーはD2C(消費者直販型)ストリーミング事業を拡大する戦略を掲げており、その一環としてESPNプラスのプログラム拡充を目指している。