宇宙ビジネスがこれまでになく盛り上がっていることから、何年も離陸の時機をうかがっていた宇宙旅行業界の期待が高まっている。向こう数年以内に、リチャード・ブランソン氏のヴァージン・ギャラクティック、ジェフ・ベゾス氏のブルー・オリジン、イーロン・マスク氏のスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)をはじめとする企業が宇宙に顧客を送り出し始めるとみられる。ブルー・オリジンは6人乗りの宇宙船「ニューシェパード」で11分間の飛行を提供する計画。スペースXは昨年、2023年頃に予定している月周回旅行の顧客にファッション通販サイトを運営するスタートトゥデイ(現社名:ZOZO)の前澤友作社長が選ばれたと発表した。
宇宙旅行業界、今度こそ軌道に乗るのか
一瞬の無重力飛行から数カ月単位の滞在まで、多くの企業がツアーを準備中
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