ペルシャ湾の石油・ガスインフラへの攻撃激化により、米国・イスラエルとイランとの戦争は危険な新局面に突入している。世界のエネルギー供給危機を悪化させる恐れがある。イスラエルは18日、イランのエネルギー産業の重要資産である巨大ガス田「サウスパース」を攻撃した。このガス田はイランがカタールと共有しており、世界最大規模。イランは報復として、湾を挟んだカタールの主要ガスハブを2度攻撃したほか、サウジアラビアの首都リヤドに向けてミサイルを連射し、破片が製油所付近に落下した。イスラエルとイランは開戦から3週間近くの間、すでに互いにエネルギー施設を攻撃してきたが、18日の攻撃は世界で最も重要なハブの一部を標的とし、石油・ガスインフラへの報復合戦が続く可能性が高まった。この紛争により、ペルシャ湾と外界を結ぶ戦略的要衝であるホルムズ海峡はすでに事実上封鎖されている。この海峡は通常時、世界の石油・液化天然ガス(LNG)供給量の約20%が通過している。
イラン戦争は新局面へ 湾岸エネルギー施設への攻撃激化
湾岸地域のインフラ攻撃で石油・ガス施設が紛争の中心に
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