短距離弾道ミサイル
写真:朝鮮労働新聞HPより

 北朝鮮は5月4日、東岸の元山付近から短距離弾道ミサイルと多連装ロケット砲数発を発射。さらに9日に北西部の亀城付近から短距離弾道ミサイル2発を発射し、1発は420キロ、もう1発は270キロを飛んで日本海に落下した。

 2017年11月以来のミサイル発射は、膠着状態の「非核化」・制裁解除の交渉で米国の気を引く狙いだが、小型で射程は短くても、国連決議違反は明らかだ。

 制裁解除が遠のき、交渉がさらに硬直化し、北朝鮮が打開を狙って中距離ミサイル発射にエスカレートする可能性もある。

射程400キロ程度、ロシア製ミサイルの
「コピー」で韓国も保有する

 今回、発射されたミサイルは、2018年2月の北朝鮮軍のパレードに登場しており、ロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンデル」(アレキサンダーのロシア読み)のコピーとみられる。