台湾有事を招きかねない米議会「台湾政策法案」、日本の最悪シナリオとは
田岡俊次
ペロシ米下院議長の訪台でエスカレートした米中対立の今後の鍵を握るのが、米議会での「2022年台湾政策法案」の行方だ。米国、台湾だけでなく日…
2022.9.15
中国を始めとする新興国の台頭によって、世界の軍事・安全保障の枠組みは不安定な時期に入っている。日本を代表する軍事ジャーナリストの田岡氏が、独自の視点で、世に流布されている軍事・安全保障の常識を覆す。さらに、ビジネスにも役立つ戦略的思考法にも言及する。
田岡俊次
ペロシ米下院議長の訪台でエスカレートした米中対立の今後の鍵を握るのが、米議会での「2022年台湾政策法案」の行方だ。米国、台湾だけでなく日…
2022.9.15
田岡俊次
安倍元首相襲撃事件は「民主主義への挑戦」や「元自衛隊員の犯行」が強調されるなど、固定観念による誤った見方や判断が重なることで真相や本当の課…
2022.7.14
田岡俊次
ウクライナへ軍事侵攻したロシアは対独戦勝記念日にも「勝利宣言」はできす、戦争の長期化でむしろ弱体化が進む可能性がある。誤算続きでフィンラン…
2022.5.19
田岡俊次
軍事侵攻したロシア軍が首都キエフを制圧してもウクライナ国民が親ロ政権に従うとは思えず、抵抗運動やゲリラ戦が展開される可能性が高い。泥沼化し…
2022.3.10
田岡俊次
ロシアの「ウクライナ侵攻」は軍事戦略的には可能性は高くないが、NATOのさらなる東方拡大の停止とウクライナの分離派支配地域への「特別な地位…
2022.2.3
田岡俊次
中国の膨張を意識した防衛力の増強が日本でも進むが、米中軍事衝突となれば戦争による犠牲でなく経済的打撃も大きい。どの国にとっても「台湾有事」…
2022.1.20
田岡俊次
防衛費を対GDP比2%水準まで増やす主張は自衛隊の定員不足の現状や古い兵器システムを前提にした「敵基地攻撃」論による装備費増強の効果が乏し…
2021.11.11
田岡俊次
米英豪による中国包囲網「AUKUS」結成は仏との亀裂を生むことになったが、米国の安全保障戦略はこれまでも振れ幅や変化が激しいものだった。リ…
2021.9.23
田岡俊次
アフガン20年戦争はタリバンがあっさりと“無血入城”を果たして終わったが、もともと米国の一方的介入で始まった米軍統治は根付いておらず政府軍…
2021.8.26
田岡俊次
米軍のアフガニスタンからの正式撤退が始まったが、米国の対外介入の失敗はベトナムやイラク、シリアなど他にも枚挙にいとまがない。失敗を繰り返す…
2021.7.15
田岡俊次
米バイデン政権が日本などと連携し「中国包囲網」形成に乗り出したが、米国に一方的に追随するのは国益にならない。「台湾有事」や米中本格軍事衝突…
2021.5.13
田岡俊次
中国巡視船に武器使用の権限を与えた海警法に対抗して海上保安庁の武器使用拡大を求める声が上がる。だが自衛隊との連携体制もあり、巡視船でどちら…
2021.3.11
田岡俊次
トランプ大統領があおる形で起きたトランプ支持者による連邦議会への乱入事件は米国社会に新たなリスクを生んだ。トランプ氏からも責任を押し付けら…
2021.1.14
田岡俊次
「普遍的価値観」を共有する同盟関係というのは怪しい。各国の利害はその時々で変わり、米国を見ても、現実の外交安全保障はリアルな国益確保を狙っ…
2020.10.15
田岡俊次
中国の海洋進出を巡る米中の威嚇合戦は偶発的な武力衝突の危険をはらむが、本格戦争になれば勝者はいない。日本も尖閣問題で中国と衝突しても得るも…
2020.9.10
田岡俊次
戦後75年、日本は平和が続くが、そのことが軍事知識に疎く戦争の危険を軽視する「楽天的な防衛論」が多い要因になっている。「イージス・アショア…
2020.8.27
田岡俊次
白人警官が黒人を死亡させたことへの抗議デモに「軍の出動」を語るトランプ大統領に軍や政権内からも批判が起きたのは当然だ。再選を意識して治安へ…
2020.6.11
田岡俊次
新型コロナ問題でトランプ大統領が中国の「隠ぺい工作」などの批判を続けているが、国民の憤慨を中国に向け支持層を固めようという大統領選の思惑が…
2020.5.14
田岡俊次
コロナウイルス感染防止の水際対策の「聖域」になっているのが日米地位協定で日本政府に入国や隔離の権限がない米軍関係者だ。「3密空間」の典型で…
2020.4.9
田岡俊次
米国とアフガニスタンの武装勢力タリバーンの和平協定が結ばれたが、18年にわたる戦闘はタリバーン側の勝利で終わり、米国はベトナム、イラクに続…
2020.3.12