ニューヨークの米連邦控訴裁判所は9日、ドナルド・トランプ大統領がツイッターから特定の利用者を排除する行為は、言論の自由を保障する憲法修正第1条に違反するとの判断を下した。トランプ氏のアカウント「@realDonaldTrump」からブロックされた7人の利用者を代表して、コロンビア大学のナイト憲法修正第1条研究所が2017年に訴訟を起こしていた。ニューヨークの第2巡回区控訴裁判所は今回、地裁の判決を支持。司法省の弁護士は上訴した。バリントン・パーカー判事は、公務のためにソーシャルメディアアカウントを使用する公人が、見解の相違を理由に利用者を排除することはできないとの見解を示した。司法省の広報担当者はコメントの要請に今のところ応じていない。