【ワシントン】アレクサンダー・アコスタ米労働長官が12日、辞意を表明した。アコスタ氏を巡っては、2007年の連邦地方検事時代に、性的虐待容疑で現在起訴されている投資家のジェフリー・エプスタイン被告と交わした司法取引に批判が集まっていた。  アコスタ氏は同日午前、ホワイトハウス南庭にドナルド・トランプ大統領と共に現れ、記者団に辞任すると語った。トランプ氏は、当日アコスタ氏から電話がかかってきたとし、アコスタ氏の選択だと説明した。  トランプ氏は「私でなく、アコスタ氏(の判断)だ。私は彼の味方だから」と話した。