家庭でできる
食費を安くするウラ技

『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得! 』マガジンハウス (刊)、井出留美(著)、160ページ。『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』マガジンハウス (刊)、井出留美(著)、160ページ。

「ちりも積もれば山となる」は本当だ。小さいところに気をつけるだけで、家庭の食費は安くなる。

 例えば、米国での研究結果によれば、「空腹時の買い物は無駄買い金額が64%増える」という。1000円の買い物なら、単純計算で640円増える。だから、買い物には、おなかがすいているときにいかない。おなかをある程度満たしてから行くことで、無駄買いは抑えられる。

 特に家庭で無駄にしがちなのが野菜だ。長ネギなどは、緑の部分からしおれてくる。だから、先に緑の部分を使い切れば、1本100円のネギなら35円分お得になる(緑の部分が全体の3分の1程度と仮定して)。

 筆者は、誕生日(3.11)の東日本大震災を機に、外資系食品企業の管理職を辞めた。その後、しばらくは無職の状態だった。そこで、食べ物を無駄にしないで使い切るというさまざまな工夫をしていた。結果的に、貯金はだんだん増えていった。

 買い物に行って、冷蔵庫を満たすのは満足感がある。でも、買い出しで買ってきた食べ物を順々に使い切っていくのもすがすがしく、達成感がある。

 冷蔵庫や家の戸棚をスッキリさせ、「入れたら出す」の循環をつくることで食費は安くなる。

 その金額は、京都市の調査によれば、1年間に6万1000円分。

 試してみてはどうだろう。