米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが映画スタジオの20世紀フォックスを買収した約3カ月後、両スタジオは買収後に初めて公開したフォックスの大作「X-MEN:ダーク・フェニックス」のプレミア試写会をハリウッドで開催した。これに先立ち、ディズニーはイベント進行の詳細を記した13ページの文書をフォックスの幹部やスタッフに送っていた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した同文書によると、男性はひげをそり、女性は「軽い化粧をする」ことになっていた。携帯電話の使用は時間の確認にせよ写真撮影にせよ厳禁とされ、代わりに腕時計の着用が推奨された。スタッフは同作の出演者がレッドカーペットの上でガムをかまないよう万全を期すことにもなっていた。
ディズニー最新の挑戦:20世紀フォックスを軌道に
説明不足が生んだ先行き不透明感 フォックスの興収は低迷
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