• 石油需要は安定的に推移する見込み• 石油需要は安定的に推移する見込みエネルギー銘柄は極めて不人気となっており、投資家はチャンスを見逃しつつある。米中貿易摩擦などによって世界経済の成長とエネルギー需要に関する懸念が高まる中、ここ数カ月のエネルギー銘柄の状況は悪化しているように見える。リセッション(景気後退)の兆候である逆イールドカーブも発生した。米国の原油価格は4月の高値である1バレル=66ドルから約55ドルまで下落した。天然ガス価格は年初来で25%以上値下がりし、2016年以降で最低の水準にある。上場投資信託(ETF)のSPDR S&P石油・ガス探査生産(XOP)は、今月に史上最安値を付けた。S&P500指数におけるエネルギーセクターのウエートは5%を下回り、40年以上ぶりの低さとなっている。
【バロンズ】注目すべき石油・ガス銘柄
エネルギーセクターは底打ちする可能性がある
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