• 持続可能性への投資が利益押し上げる 持続可能性への投資が利益押し上げる株式相場が下落すると、持続可能性への投資はリターンを犠牲にするとの声が高まってくる。しかし、ニューヨーク大学のテンシー・ウィーラン教授はその反対だと証明することでキャリアを築いてきた。同氏は、非営利団体のレインフォレスト・アライアンスの代表を15年間務めた後に、2015年にニューヨーク大学のスターン・スクール・オブ・ビジネスのセンター・フォー・サステナブル・ビジネスのディレクターに就任し、企業がサステナブルな取り組みをすれば、実際に利益も高まることを数値的に証明しようと頑張ってきた。ブラジルの牛肉生産者がサステナブルな取り組みによって利益を向上させたという研究は説得力がある。パルナッソス・インベストメンツの創始者ジェローム・ドッドソン氏はウィーラン氏のファンだ。