2020年の米大統領選挙の結果を覆そうとする取り組み「ストップ・ザ・スティール(選挙を盗むな)」に関わった元トランプ陣営の弁護士カート・オルセン氏が、同年の選挙および投票関連の問題を調査するため米政権に加わった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者によると、オルセン氏は「特別政府職員」として政権の一員となった。これにより、同氏は私的な事業上の利益を放棄することなく、ホワイトハウス内で130日間勤務することができる。同氏はドナルド・トランプ大統領と直接話をしているという。政権高官は、トランプ氏は自身にとって重要な選挙問題に取り組むためオルセン氏に政権入りを要請したと述べた。関係者によれば、オルセン氏は過去1カ月以内に職務を開始し、選挙機器を調べたいと周囲に伝えている。