米上院議員3人は29日、米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)に書簡を送り、サイト上の悪質商品に対する対応を強化するよう要求した。
独自調査の結果、アマゾンのマーケットプレイス(仮想商店街)上で危険な商品や不正表示の商品が見つかったとする先週のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受けた動きだ。
書簡を送ったのは上院商業委員会のメンバーを務めるリチャード・ブルーメンソール(民主、コネティカット州)、エド・マーキー(民主、マサチューセッツ州)両議員とボブ・メネンデス(民主、ニュージャージー州)議員。
WSJが認可を受けた調査機関を起用してアマゾン商品を検査したところ、不正表示に加え、連邦当局が危険と警告、または禁止しているなどの問題商品が4152点見つかった。
アマゾンはWSJの指摘を受けて、問題商品の表示修正や削除を行ったが、一部では再び同じ問題商品がセール品として掲載されていたことが判明した。
書簡では「アマゾンが安全対策を怠っていることに疑問の余地はない(中略)消費者は購入商品の安全性について完全に理解することが不可欠だ」としている。
同議員らはベゾス氏に一連の質問を投げかけ、9月29日までに回答するよう要求。なぜアマゾンの安全対策が機能しなかったのかや、危険商品やリコール(回収・無償修理)対象品がサイトに掲載されないようどう対策を講じるのか説明を求めている。
また、アマゾンに対し、安全対策に関する大規模な内部調査の実施や悪質商品対策の変更も要請。ただ書簡では、政府による措置は求めていない。



