サウジアラビアは、石油施設に対する攻撃で生産に支障が生じたにもかかわらず、国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)に踏み切る方針だ。公開株数も当初予定の5%から最大10%に引き上げることを検討している。関係筋が明らかにした。アラムコのIPOはすでに世界最大規模とされる。サウジの石油生産がまだ回復途上にあり、かつ原油安による想定時価総額の下振れリスクにも直面する中で、公開株数をさらに拡大するというムハンマド・ビン・サルマン皇太子の計画は、その並々ならぬ野心が全くしぼんでいないことを示唆している。サウジ当局者は上場準備にあたり、IPOプロセス加速に加え、想定時価総額を皇太子が望む2兆ドルの水準に押し上げることを模索している。上場時の時価総額が2兆ドルとなれば、株式10%を公開した場合の調達額は2000億ドルとなり、5年前にIPOで最大の調達額を記録した中国アリババグループ (250億ドル)の8倍の規模となる。
アラムコIPO、サウジは公開株数の倍増を検討=関係筋
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