服について考えるのは、めんどくさい。アイテム選びがめんどくさいし、コーディネートもめんどくさい。そんな男性に向けて、新刊『服がめんどい――「いい服」「ダメな服」を1秒で決める』で最短で私服を決める方法を説いた大山旬氏。「これさえ着ておけば間違いない!」という服選びの必要最小限の理論だけを伝授する。(こちらは2019年11月10日付け記事を再構成したものです)
買ってはいけない「アイテム」はコレだ!
ダサい男性は、ダサい小物選びをしてしまっています。
「おしゃれかもしれない」と思って選んだものでも、他人から見ると、「イマイチだな…」と思われているものは多いです。
それを避けるためには、買ってはいけない小物を知ることです。
まずはこちらを見てください。
装飾がゴテゴテと入ったバッグは、安っぽく見えます。
たくさんの色使いや凝ったデザインを見て、「おしゃれだ」と感じてしまう人は要注意です。
大人の男性の場合、ムダな柄や色などの遊び部分は、徹底的に排除するべきです。ブラックやネイビーのレザー素材の「シンプルなトートバッグ」を選びましょう。
次は、マフラーです。
このように、複数の色を使ったマルチストライプのマフラーも、悪目立ちするのでNG。
表と裏で「ブラック×ネイビー」になった2色使いのマフラーがおしゃれでおすすめです。
表革の明るいブラウンは私服には似合わない。先が尖がったデザインも女性からの評判はイマイチ。
「コインローファー」というデザインで、ダークブラウンなどの落ち着いた色を選ぶようにしましょう。
以上、つい、男性が選んでしまいがちな小物を3つ紹介しました。
大山 旬(おおやま・しゅん)
スタイリスト
株式会社SO styling代表取締役
アパレル販売職、転職アドバイザーを経て2009年5月に独立。一般人を対象に3000名以上のファッション改善を行う。主に経営者・専門家に向けたスタイリングアドバイス、およびビジネスにおけるキャリアアップを目的としたスタイリングを得意としている。また、日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」を主宰。大人の男性に向けてファッションの基本をわかりやすく解説し、利用者数は累計1000名を超える。
須田浩介(すだ・こうすけ)
1987年生まれ。2008年創形美術学校卒業。在学中、フランス・パリ国際芸術会館シテデザールに派遣。跡見学園女子大学、創形美術学校、非常勤講師。アクリルガッシュを使用したファッション感のある人物、動植物のイラストレーションを描く。商業施設のキャンペーン、書籍、雑誌挿絵、ポスター等の仕事を手がける。