一般社団法人シェア・ブレイン・ビジネス・スクール代表理事の中山史貴氏一般社団法人シェア・ブレイン・ビジネス・スクール代表理事の中山史貴氏

 また、専門家と相談した結果、会社としては、歩くスピードでのスロージョギングを推奨しています。

『脳を鍛えるには運動しかない』(NHK出版)によれば、最大心拍数の60~70%の強度で35分間の運動をすることで、独創的な思考や解決策を生み出す力が高まるという結果について触れられています。

 最大心拍数の簡単な計算方法は、220から年齢を引くことで推測でき、35歳の場合には、(220−35)×0.6=111が、60%の強度の運動の場合の心拍数だといえます。

 強度の低い、ゆっくりとしたジョギングの場合には疲労感を感じにくく、ほどよい運動でありながらも仕事への集中力が高まり、仕事中の眠気が起こりにくくなったという報告も、スタッフから上がってくるようになりました。

 在宅勤務でパフォーマンスを高めていくためには、こうした健康面への配慮が欠かせないことを痛感し、今後も、効果的な在宅勤務環境をつくるための研究を進めていけたらと考えている次第です。

◎中山史貴(なかやま・ふみき)
一般社団法人シェア・ブレイン・ビジネス・スクール代表理事。本名、中山匡。東京大学大学院工学系研究科修了後、大手コンサルティング会社に就職。31歳で独立。競合ゼロのビジネスモデルを描けるコンサルタントの育成のため、「ビジネスモデル・デザイナー(R)認定プロジェクト」を発足。著書に『失敗をゼロにする 起業のバイブル』(かんき出版)がある。
2009年より、結婚・出産などをきっかけにフルタイム勤務を断念した方を在宅勤務スタイルで起業家とつなぐ「在宅秘書サービス」や「シェア秘書サービス」を立ち上げる。現在、300社以上に導入。2000人以上の秘書が登録。自社ホームページはhttps://sbbs.or.jp/