ラップ・フィー+信託報酬で合計2%以上は高すぎる
たとえ乗り換え手数料がなくても、お客様が高いコストを負担するのであれば、運用で成功する確率を下げることになります。
フィーベース型では、以前の「乗り換え」による販売手数料はなくなったのかもしれません。
しかし、有名な俳優を使ってのコマーシャルで有名な某大手証券のファンドラップの実質コストは年率2・5%強もありました。
10年運用した場合には、なんと25%以上のコストを支払うことになるのです。
金融庁が出した2017年10月「平成28事務年度 金融レポート」によると、主要大手証券(5社)の主なファンドラップ(11コース)の平均手数料(加重平均)は、なんと2.2%だそうです。
つまり、10年で平均22%のコストを支払わされることになるのです。私たちは、よく考えて金融商品を選ぶ必要があることはいうまでもありませんね。