【著者からのメッセージ】
「儲けろ! 利益を出せ」

一切言わず、なぜ売上が上がるのか?

 

初の著書、『社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密』を出版しました。僕が能作に入社した当時、社員は数人でしたが、今は160人。
 おかげさまで2009年度以降、売上も毎年約10%で伸びています。
 2018年度の売上は約15億円。社長就任時と比べ10倍以上になりました。


「金属は硬い」「食器は硬い」という常識にとらわれず、逆転の発想で「やわらかい食器」をつくったように、僕の経営者としての哲学もまた、多くの経営者とは違って「逆転」しているのかもしれません。

【能作の「しない」経営方針】
・能作は、「儲け」を優先しない……儲けではなく、「楽しむこと」を優先する
・能作は、社員教育をしない……教えるのではなく、自分で気づかせる
・能作は、営業活動をしない……営業する側ではなく、営業される側になる
・能作は、同業他社と戦わない……競争ではなく、共創(きょうそう)する

 能作は、経営方針も社員教育も、多くの会社とは対照的です。

・封建的な問屋制度の中で、能作は独自路線を歩み、なぜ地域と共存共栄できたのか?
・下請けだった能作が、なぜ自社製品を開発、百貨店や海外に販路を開拓できたのか?
・「儲けろ、利益出せ」と一切言わずに、なぜ社員15倍・見学者300倍になったのか?
・社員教育をせず、営業をしないで、なぜ売上が10になったのか?
・新高岡駅からタクシーで3000円強の片田舎に、なぜ年間12万人が殺到するのか?
・右肩下がりの伝統産業の中で、なぜ新分野へ次々とチャレンジし続けられるのか?
・平均年齢32歳! なぜ若手社員がイキイキ働き、全国から応募者が殺到しているのか?
・伝統産業なのに、なぜ従業員160人中80人が女性で、管理職の4割が女性なのか?
・なぜ、工場来場者の7割が女性なのか?
 僕の初めての本を出版するにあたり、能作の経営スタイルについて出し惜しみなく紹介しようと思います。

 数々の能作の取り組みが、不景気にあえぐ中小企業の、伝統産業の、下請け業者の、さらにはビジネスパーソンの方々のヒントとなれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。


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能作克治:著
定価:1650円
発行年月:2019年10月10日
判型/造本:四六並製、240ページ ISBN:978-4-478-10809-3
『〈社員15倍! 見学者300倍!〉踊る町工場――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密』

わくわくしながら
社員15倍!
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さらに売上10倍!

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営業部なし、社員教育なしで達成!
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右肩下がりの伝統産業で右肩上がりの業績は
なぜ実現できたのか?

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<目次>
踊る町工場図鑑
社員15倍! 見学者300倍! さらに売上10倍!
伝統産業とひとをつなぐ「能作(のうさく)」
ビフォー・アフター劇場【前篇】

☆プロローグ──社員15倍! 見学者300倍! 今、「踊る町工場」で起きていること
☆第1章──社員教育をしないと、社員が早く育つ理由
☆第2章──ニューヨーク、三越、パレスホテル東京でも大ヒット!「曲がる食器」のアイデアはこうして生まれた
☆第3章──なぜ、営業しなくても、売上が10倍になったのか?
 ▷コラム:デザイナー・小泉誠さんの証言
☆第4章──同業他社と戦わず地域と共存共栄しながら、見学者が300倍になった仕組み
 ▷コラム:伝統技術ディレクター・立川裕大さんの証言
☆第5章──あえて計画は立てず、やりたいことは全部やる
☆特別付録──能作が絶対に赤字にならない6つの理由
☆エピローグ──次世代に伝えたい僕からのメッセージ
踊る町工場図鑑
社員15倍! 見学者300倍! さらに売上10倍!
伝統産業とひとをつなぐ「能作(のうさく)」
ビフォー・アフター劇場【後篇】