中国の習近平国家主席が10日、予告なしに武漢を訪問した。世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスが流行して以降、震源地となった武漢を訪れるのは初めて。中国国営中央テレビ(CCTV)はこの日、前線の医療関係者や軍関係者などと面会するため、習主席が空路で武漢に到着したと報じた。中国では新たな新型コロナウイルス感染者が大幅に減少している。武漢では10日、急増する感染者を収容するために建設された14カ所の臨時病院の最後の1つが閉鎖された。中国国内での昨年12月以降の感染者は8万人超に上り、そのうち湖北省が約6万7000人を占めている。李克強首相は1月下旬に武漢を訪れていた。
習主席、武漢を電撃訪問 新型コロナ発生後で初
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