新型コロナウイルスの拡散は、世界中で報道の自由への広範な弾圧につながっている。報道の自由の監視グループによれば、多くの政府は、独立系報道機関によるウイルス関連の国内報道を抑え込もうとしている。これらグループによると、ウイルスによる深刻な打撃を受けた諸国のうち中国、イランの2カ国は、最も厳しい類いの弾圧を行っており、独立系報道機関の報道を抑圧し、政府の説明と異なる内容をソーシャルメディアで発信した市民を逮捕している。ジャーナリスト保護委員会(CPJ)と国境なき記者団によれば、幾つかの中東諸国、ロシア、ベラルーシ、ホンジュラス、ベネズエラ、インドを含む他の諸国も、ウイルス関連の情報の自由な流れを制限している。中央アジアの極めて抑圧的な国のトルクメニスタンでは、政府がコロナウイルスという単語自体の使用を全面的に禁止している。海外在住のトルクメニスタン人らが明らかにした。
新型コロナで広がる「報道の自由」への弾圧
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