米電気自動車(EV)大手テスラは2日、1-3月期(第1四半期)の納車台数が前年同期比で40%増だったと明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大が今後の販売台数に与える影響については言及しなかった。投資家らはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の成長戦略が世界経済の減速によってどのような影響を受けるか関心を高めている。同氏は今年、納車台数を昨年比で36%以上増加させるとしているが、生活上必要ないとされる事業は来月まで閉鎖するよう各自治体が求めていることもあり、米国内にあるテスラの工場は一時的に操業を停止。納車台数が目標の50万台を超えることは危ういとみられている。テスラの1-3月期の納車台数は8万8400台(前年同期は6万3000台)。ファクトセットが調査したアナリストらの予測平均は8万9000台だった。
テスラ、納車目標変えず 新型コロナ影響下でも
国内工場は一時的に操業を停止しており、目標の50万台を超えることは危ういとの見方も
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