米電気自動車(EV)メーカー、テスラのカリフォルニア州での新車登録台数がこの2カ月で急減したことが最新のデータで明らかになった。  調査会社ドミニオン・エンタープライジズによると、4・5月の新車登録台数は合計で前年から37%減少した。新型コロナウイルス封じ込めで導入された外出制限などがテスラに与える影響が浮き彫りになった形だ。1-3月期(第1四半期)決算は市場予想を覆して黒字となり、テスラは競合他社よりもコロナの打撃を受けにくいとの見方も強まっていた。  テスラ株は4月下旬から急伸し、好調な中国事業などを背景に先週は過去最高値を更新した。