今年3月、バズフィード・ニュースの記者、マット・ホーナン氏がショートメッセージサービス(SMS)を使って新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最新の感染者数と関連ニュースの配信を開始すると、SMSが双方向であることが読者によってまたたく間に証明された。読者から寄せられた返信の中には、長距離トラック運転手が移動先で撮った写真や、自宅待機中に摂食障害に立ち向かう人からのメッセージなどがあった。テクノロジーと社会を担当するエグゼクティブ・エディターのホーナン氏はSMSによるニュース配信について「一種のサービス・ジャーナリズム、情報の提供と受信の両方ができる興味深い手段として最初から考えていた」と話す。
ニュース配信をSMSで、米メディアが試行
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