レジ袋有料化、開始から約2カ月で見えてきた小規模店舗の本音Photo:PIXTA

有料化開始から約2カ月
店舗経営者の動向とは?

 プラスチックごみ減量対策として始まったレジ袋有料化。「レジ袋はどうしますか?」にもだいぶ聞き慣れたころだと思います。

「有料化になる前からエコバッグを使っていた」という方、「カバンの中に、レジ袋・エコバッグを入れておくことも習慣になった」という方、「買い物はあまりしないので、多くの商品を買った時に都度袋を買う」という方、制度が始まってから約2カ月、ここまでのところ大きな混乱もなく、対応できているような印象を受けます。

 レジ袋有料化に伴い、店舗経営者からはどんな問い合わせが多いのか、店舗運営に必要なアイテムを販売している通販サイト「ストア・エキスプレス」を運営する株式会社店研創意の担当者に教えていただきました。

開始前の5月から問い合わせが増加
6月には販売数が約2倍に

 担当者によると、「レジ袋有料化の問い合わせは5月ぐらいから多くなりました。バイオマスのレジ袋・紙袋の値段のことなどはもちろん多いのですが、値段よりも制度に関することを気にされていると思います。当社でもレジ袋有料化対策のサイトへのアクセス数が急激に伸びました」とのこと。