イエメンで反政府武装組織「フーシ派」に人質として拘束されていた米国人2人が14日、解放された。米が支援する合意の一環で、交換として200人以上のフーシ派戦闘員らがオマーンからイエメンに帰還した。米とサウジアラビアの関係者が明らかにした。フーシ派戦闘員らがイエメンに帰還した数時間後、米国人2人と3人目の米国人捕虜の遺体を乗せたオマーン空軍機が、フーシ派が支配するイエメンの首都サヌアを飛び立った。今回の合意に携わったドナルド・トランプ米大統領の次席補佐官、カシュ・パテル氏によると、約3年間捕虜となっていた人道支援活動家のサンドラ・ロリさんと、約1年拘束されていた実業家のミカエル・ギダダさんが釈放された。