トランプ米政権は28日、新型コロナウイルスワクチンの完成後に可能な限り多くの人が無料で接種を受けられるようにする新たな規定を発表した。高齢者や民間医療保険の加入者などが対象となる。高齢者向け接種の費用はメディケア(高齢者向け医療保険制度)がカバーする。また、新型コロナ検査を実施する全ての提供者に対し検査価格をオンライン上で表示するよう義務付ける。違反した場合は、1日当たり最大で300ドル(約3万1300円)の罰金が科されることもあるという。連邦法は民間保険会社やメディケア、メディケイド(低所得者向け医療保険制度)に対して検査の保険適用を義務付けているが、保険未加入者に対する無料検査は保証していない。新たな罰金には、検査費用に自己負担が生じる場合の価格開示を徹底させる狙いがある。
トランプ政権、コロナワクチンの無料化促進計画を発表
有料会員限定
あなたにおすすめ