米ペンシルベニア州の共和党関係者は4日、フィラデルフィア郊外モンゴメリー郡の郵便投票の一部について、有効票として集計することを阻止するよう裁判所に求める方針だ。ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する激戦州の1つ。AP通信によると、開票率75%の時点で、ドナルド・トランプ米大統領の得票率が55.7%と、民主党のジョー・バイデン候補の43.1%を上回っている。だが、郵便投票の集計が進むにつれ、両氏の差は縮まるとみられている。郵便投票を申請した有権者は圧倒的に民主党支持者が多いためだ。同州の共和党関係者は3日、モンゴメリー郡の選管当局者が投票日前に到着した郵便投票について、違法に仕分け作業を行い、約1200票の記載に問題があることを特定したとして、連邦裁判所に訴えを起こしていた。
ペンシルベニア州、共和党が一部の郵便投票巡り提訴
有料会員限定
あなたにおすすめ