米当局は18日、2度の墜落事故を起こして2019年3月から運航停止措置がとられているボーイングの小型旅客機「737MAX」の運航再開を承認した。航空業界は新型コロナウイルスの流行で大きな打撃を受けているが、ボーイングにとって難題の一つが解決することになる。航空需要の冷え込みが続く中、航空会社と航空機リース会社は今年のボーイングのMAX受注残の1割程度をキャンセルした。ボーイングは、残り4102機のうちかなりの分がキャンセルされる可能性があるとの見方を示している。ボーイングは米連邦航空局(FAA)による正式な運航停止解除命令が出る前のコメントを避けた。当局者によると、FAAの命令は18日中に出される見通しだ。
ボーイング、737MAX運航再開へ 米FAAが承認
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