ドナルド・トランプ米大統領が25日、マイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)に恩赦を与えたことは、遅ればせながら実現した正義の行動だった。これによって、4年間に及んだ政治的嫌がらせ、不当な起訴、司法制度の乱用が幕を閉じた。われわれが痛切にそう感じているように聞こえるかもしれないが、まさにその通りだ。われわれは、叙勲を受けた元中将のフリン氏に会ったことはない。しかし、米国人なら誰でも、政治化された司法システムによる彼への不当な扱いに懸念を抱くべきだ。こうした扱いは、権力を持った執念深い人々を敵に回した場合、誰にでも起こり得ることだからだ。
【社説】トランプ氏、元補佐官に恩赦の英断
4年間に及んだ政治的嫌がらせ、不当な起訴、司法制度の乱用に幕
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