ドナルド・トランプ米大統領は29日、司法省や連邦捜査局(FBI)が不正選挙に関する主張を無視し続けているとして批判した。不正があった証拠は示されておらず、同氏は法的手続きにおいても苦戦が続いている。米FOXニュースのインタビューに応じたトランプ氏は、両機関について「行方不明だ」と表現し、政府関係者が陰謀の疑惑に関わっていることを示唆。「FBIや司法省であれば今回のことを、目を向けることができる最大の案件だと考えるはずだ。彼らはどこだ? 私は何も目にしていない」と続けた。大規模な不正投票が行われたとする証拠は浮上していない上、国土安全保障省(DHS)当局者らはジョー・バイデン次期大統領が勝利した今回の大統領選について、「米国史上最も堅実な選挙」だったと11月上旬に述べている。