米大統領の選出過程で最も大きな意味を持つ票を投じる選挙人538人の中には、何人かの有名人が含まれている。しかし、選挙人の多くはメアリー・アーノルドさん(72)のような人々だ。ソーシャルワーカーを退職した彼女が選挙人になったのは、今回が初めてだ。アーノルドさんは、ウィスコンシン州コロンバスに住む民主党員であり、全国各州で選挙人が集まる14日、同州10人の選挙人の1人としてジョー・バイデン氏に投票する。彼女は「選挙人になるよう頼まれて本当に驚いた。私が選挙人になるなどとは、一度たりとも想像したことはなかった」と語った。郡の党組織のリーダーであるアーノルドさんは、9月に州民主党の委員長から電話を受け、選挙人になる気があるか尋ねられた。選挙人に選ばれた理由は、地元のリーダーとして良い仕事をしてきたというものだった。
米国で最重要「大統領選挙人」に会いに行く
選挙人の多くはメアリー・アーノルドさんのような人々だ
有料会員限定
あなたにおすすめ