暗号資産（仮想通貨）ビットコインが16日、初めて2万ドル（約207万円）の大台を突破した。9月以降、倍以上に値上がりするなど、ここにきて騰勢を強めている。コインデスクによると、直近の取引では5.4％高の2万0501ドル。一時は2万0789.58ドルまで買われた。節目の2万ドル超えは、これまで何年も一般的な投資先とは認められていなかったビットコインが、ここにきてプロの投資家からも一目置かれる存在になりつつあることを物語っている。今年に入り、著名投資家や大手企業が相次ぎビットコインの保有を公表。これにはポール・チューダー・ジョーンズ氏やスタンレー・ドラッケンミラー氏といったヘッジファンド業界の大物に加え、保険大手マスミューチュアルやモバイル決済サービス大手スクエアなどの企業が含まれる。