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コロナ禍で「働き方」や「仕事の価値観」などが大きく変わった。これからのウィズコロナ時代、ビジネスパーソンは「入社5年たったら独立起業すべきだ」と強調したい。その理由と成功させるためのポイントを解説する。(株式会社エス・プロモーション 代表取締役 山本佳典)

ウィズコロナ時代を生き抜くために
本当に必要なスキルは「独立起業力」

 終身雇用の崩壊、副業解禁、AI(人工知能)時代の到来…。従来型の働き方の常識はもう賞味期限切れとなっていたものの、まだどこか頭の片隅では「いや、まだ自分自身には関係のないことだ」と思っていたビジネスパーソンもこれまでは多かったかもしれない。

 ところが、そうとも言ってはいられない未曽有の事態が起こった!2020年初頭に起きた「新型コロナウイルスショック」だ。感染拡大の影響により、企業倒産や従業員解雇、テレワーク体制への移行など、働き方が急変し、世界レベルで大混乱が起こった。

『いい学校に行って、いい会社に入社すれば人生安泰だ』――。

 これまでであれば、そう信じていれば良かったものの、いよいよ国も会社も自分のことを守ってくれない時代に突入してきた。今まで毎日出勤していた会社が明日突然倒産したとしても、なんら不思議ではない。毎月決まった給料日に振り込まれていた給料が突然ストップすることだってないとはいえない。