米マイクロソフトが26日発表した2020年10-12月期(第2四半期)決算は、売上高が四半期ベースで過去最高に達した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でビデオゲームの需要が増えたことや、同社のクラウドコンピューティングサービスの導入が加速したことが要因。純利益は前年同期に比べ30%余り増えて155億ドル、売上高は17%増の431億ドルとなった。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は、純利益が126億ドル、売上高が402億ドルだった。リモートワークの普及がマイクロソフトにとって恩恵となった。ビデオゲーム関連やクラウドコンピューティング関連の製品に加え、リモートワークや遠隔学習に使う端末の購入が増える中で同社のノートパソコン「Surface(サーフェス)」の販売が加速した。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)が重視している、職場の共同作業向けサービス「Teams(チームズ)」の利用も大幅に増えた。
マイクロソフト、売上高過去最高 コロナ禍でゲームとクラウド好調
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