株式取引アプリを運営する米ロビンフッド・マーケッツは先週、精算機関から30億ドル(約3148億円)の保証金積み増しを要求されたことを受け、ゲームストップ株など値動きの激しい銘柄の取引を停止した。同社のブラッド・テネフ最高経営責任者(CEO)がオンラインで配信されたインタビューで語った。ロビンフッドや他の証券会社は、少数の人気銘柄やオプション取引に対するユーザーの需要急増に直面。それらの株やオプションの価格が乱高下したことから、取引の処理を手がける精算機関は、損失の可能性に備えて保証金を積み増すよう求めた。「要請されたのはおよそ30億ドル。これは通常より桁違いに大きな額だ」とロビンフッドのテネフ氏は述べた。1日夜、米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスクCEOが同席して行われたインタビューでこう語った。インタビューはシリコンバレーで人気の招待制ソーシャルネットワーキング(SNS)アプリ「クラブハウス」でライブ配信された。
マスク氏にロビンフッドCEO釈明、株取引制限で
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