【ブリュッセル】国連の国際原子力機関(IAEA)査察官はイラン国内で未申告の核関連活動が行われた新たな証拠を見つけた。証拠の発見について説明を受けた3人の外交官が明らかにした。同国の核開発能力に対して、あらためて懸念が浮上している。  外交官によると、IAEAが昨年秋の査察の際に、2カ所の施設から採取したサンプルに放射性物質の痕跡が含まれていた。イランは証拠が見つかった場所で核兵器に関わる作業を行っていた可能性がある。外交官は発見された証拠の性質について、詳細は承知していないと述べた。 *この記事は更新されます 。