米交流サイトのレディットは、直近の資金調達ラウンドでの評価額が60億ドル(約6300億円)に倍増した。新型コロナウイルスが流行する中、同社は利用者数を伸ばしている。最近では同社プラットフォームを利用した米国株の急騰劇でも注目を集めた。同社は8日、ベンチャーキャピタル(VC)企業Vyキャピタルが主導する後期資金調達ラウンドで2億5000万ドルを調達したと明らかにした。調査会社ピッチブックによると、2019年2月に実施した調達ラウンド後の評価額は30億ドルだった。現在の出資先企業には米VCのアンドリーセン・ホロウィッツや中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングスが名を連ねる。05年創業のレディットは、11年以降の資金調達額が約8億ドルに上る。