米アップルと人気ゲーム「フォートナイト」制作元エピック・ゲームズとの法廷闘争は、ハイテク企業を次々と巻き込み、業界全体に広がる様相を呈してきた。エピックは、出会い系アプリ「ティンダー」の親会社マッチ・グループの幹部や、アップルが居場所を特定できないと示唆している同社元幹部の証言を求めている。またエピックの弁護団は、証人としてアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)を数時間にわたり聴取する構えだ。一方、アップルはソニー、マイクロソフト、任天堂、アマゾン・ドット・コム、サムスン電子に対して、証拠として情報提供を求めた。こうした中、パソコン(PC)ゲーム販売・配信大手のバルブは24日、カリフォルニア州連邦地裁の判事に対して、アップルが裁判開始前に自社サービスに関する非公開の財務情報を提出するよう要求していることは不当だと訴えた。
アップルvsエピック訴訟、巻き込まれるテク業界
有料会員限定
あなたにおすすめ