――筆者のグレッグ・イップはWSJ経済担当チーフコメンテーター *** 米国の指導者たちは長年、経済の勝者と敗者を見分けるにあたって、連邦政府ではなく民間市場を信用してきた。一方で、フランスや日本など他国で受け入れられている産業政策は敬遠していた。 だが、それも変わろうとしている。ジョー・バイデン大統領と議会与野党は産業政策に切り込み始めた。その鍵を握る実験的分野は半導体だ。米議会は1月、半導体の製造工場新設へ向け州・地方自治体と共に補助金を拠出するほか、新たに大規模な研究開発と研修に資金を提供する支援策を成立させた。
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