――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  過去に経験したバブルという亡霊は、まだ中国の政策立案者に取りついている。これは中国株にとって不吉な兆候だ。  中国のCSI300指数は、2月につけた直近のピークから14%下落し、他の主要市場をアンダーパフォームしている。同期間のS&P500種指数はほぼ横ばいだ。その理由の一部は、他の市場でも起きている急激なグロース株離れだ。  世界中でワクチン接種プログラムの展開が進む中で、投資家はハイテク株や電気自動車(EV)株から従来型セクターへと回帰している。