【東京】日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は11日の記者会見で、米アップルが自動車事業に参入する可能性があることについて歓迎する姿勢を示す一方で、何十年にもわたる顧客への対応などについて覚悟を持つべきだと述べた。  豊田氏は「車を作るということは技術力があればできるんですけれども、車を作ったあとに40年の、ちゃんとユーザーとかいろんな変化に対する、変化点に対応する覚悟を持っていただきたいと思う」と述べた。  アップルは自動車に関する計画について公にしていない。