広告会社の元役員で今は年金生活を送るピーター・ボルニーさんは通常であれば、地球一周を目指すべく、航空会社のマイルで年間10万マイル以上を妻と共に飛行し、北朝鮮やタジキスタンなどの珍しい場所も訪れている。ようやく新型コロナウイルスワクチンの完全な接種が終わり、コロナのパンデミック(世界的大流行)で失われた1年を取り戻す決意だと話す。「私たちは家に閉じこもっていることにうんざりしている」。既にギリシャでの5週間の田舎暮らしやアフリカのサファリ旅行、スリナムとガイアナのジャングルへのトレッキングを予定している。ワクチン接種を受けたことで、「何も怖くない」と自信を持てたという。