米スポーツ用品大手ナイキが、同社製品をMSCHFプロダクト・スタジオがカスタマイズして販売した「サタンシューズ」の出荷停止を求めていた問題で、連邦裁判所は1日、ナイキの主張を認めた。またMSCHFは、最後の1足をプレゼントする計画を中止すると述べた。ニューヨーク州東部地区連邦地裁の資料によると、判事はMSCHFに対する一時的差し止め命令を出すよう求めていたナイキの主張を認めた。MSCHFは、ラッパーのリル・ナズ・Xさんの新曲とミュージックビデオの宣伝のため、リル・ナズ・Xさんとのコラボレーションで悪魔のシンボルをあしらった黒と赤のスニーカーを作って販売した。これに対しナイキは3月29日、MSCHFを商標権侵害で提訴し、この製品の販売を許可していないと述べていた。
ナイキの「悪魔シューズ」販売停止要請認める 米連邦地裁
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