コロナ禍でも販売絶好調なプジョー、最新のハイブリッドSUVに試乗してみた

PHEVモデルを追加し
さらに性能を充実させた最新の都市型SUV

プラグインハイブリッドを採用しても走り、デザインなどプジョーらしさは健在

 コロナ禍を奇貨として、多くの輸入車メーカーが日本市場で販売を伸ばしているが、中でもステランティス・グループの躍進は際立っている。聞き慣れない人のために説明すると、このグループはイタリアとアメリカのフィアット・クライスラー・グループと、フランスのPSAグループが昨年から戦略的に統合したもの。目下、欧州市場でも絶好調のジープ、そしてプジョーが、日本においても販売台数記録を毎月のように更新しているのだ。

 そのプジョーが満を持して登場させたのが「3008 GT HYbrid4」だ。「コンパクトSUV」と分類される欧州Cセグメント・クラスの一台で、これまでも発売されてきた3008のマイナーチェンジ版だが、別物といえる仕上がりになっている。