「時価総額」は500億円以下がおすすめ

 ここから、マイスクリーニングの開始です(下図)。

 市場は「東証1部」「東証2部」「東証マザーズ」「東証JASDAQ」がおすすめです。業種は絞らずに「全部チェック」します。「時価総額」は500億円以下がおすすめです。

 ただし、コロナショックで時価総額1000億円を超えていても、一時的に営業利益が赤字になっている企業もありますので1000億円までスクリーニング要件に含めても良いです。

 次に「条件を追加する」をクリックして、自分がスクリーニングしたい条件を選びます。

 通期業績ではなく、①「四半期業績」をクリックして、②「営業利益」の「黒字転換」と「経常利益」の「黒字転換」をチェックして、③「決定」を押します。2つ同時にチェックします。

 決定を押すと上図の一番下の画面になるので、「スクリーニング」をクリックします。

黒字転換2倍株の候補銘柄は、<br />オンライン証券会社の<br />スクリーニング機能を使って探す馬渕磨理子(Mabuchi Mariko)
経済アナリスト、認定テクニカルアナリスト
フィスコ金融・経済シナリオ分析会議 研究員
日本クラウドキャピタル マーケティング・未上場マーケットアナリスト
フジテレビ系列LiveNews αレギュラーコメンテーター
滋賀県出身。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院公共政策大学院卒業、公共政策修士。2013年関西の某医療法人に入社後、資産運用トレーダー業務を始める。独力で財務・経営分析力を磨いた結果、資産を3倍にする。2015年独立系金融情報配信会社FISCOのアナリスに転身。上場企業の経営者を中心にインタビューし、個別銘柄分析や日本・韓国・米国経済等の市況分析に従事。入社当時、アナリストだった上司より「堅実な銘柄選定法」として「黒字転換2倍株」のノウハウを受け継ぐ。2017年からは日本クラウドキャピタルにも籍を置き、日本初の未上場マーケットアナリスト兼マーケティング担当として活動。雑誌・Webなど連載多数。「PRESIDENT」本誌にも多数記事を掲載。「プレジデントオンライン」の執筆記事は、2020年の半年間で累計6000万PVを超え、「日本一バズるアナリスト」ともいわれる。2020年11月ラジオ日経にて「馬渕磨理子の5分で教えて!ベンチャー社長」がスタート。初の著書『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』をダイヤモンド社から2021年6月16日に上梓。