20万部のベストセラー待望のマンガ版『マンガ このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』が発売された。前作で「転職は悪」という風潮に一石を投じ、日本人の働き方を変えた北野唯我氏が、今回は「自分にはキャリアの武器が何もない」と思っている主人公の奈美(もうすぐ30歳)の悩みに答えを出す。「やりたいことがなければダメ」「S級人材以外は有利な転職は無理」など転職の常識が次々と覆される。今回は、本書を元にした名言を紹介する。
例えばプログラミングという仕事は、100年前には存在しませんでした。広告代理業の仕事は、新聞や雑誌の印刷技術の発展によって生まれ発展し、紙媒体の衰退とともに岐路を迎えています。このように生まれては消えることを繰り返すのが「仕事のライフサイクル」です。
生まれたばかりの「ニッチ」、儲かることがわかり参入者が増えていく「スター」、誰でも同じ仕事ができるよう平準化される「ルーティンワーク」、機械によって代替される「消滅」。現在の、あるいは目指す仕事がどの時期にあるかを知ることで、業界のエスカレーターの向きや仕事の寿命を把握できるようになります。
(※この記事は、『マンガ このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』を元に作成したものです。)