岸田文雄・元外相(64)が自由民主党総裁選の決選投票を制し、次期首相の座を確実にした。岸田氏は前任者らと同様に強い日米同盟を支持し、中国の軍備増強を懸念している。総裁選の期間中には、日本は中国や北朝鮮など潜在的な敵国に対抗するミサイル攻撃能力の構築を検討する必要があると主張。日本は先制攻撃はできないものの、敵の先制攻撃に使用されたミサイル基地については、一段の発射が予想される場合には攻撃する権利があるとの見方を示した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューでは「相手の技術がどんどん日進月歩(で)進歩」していると語っていた。
自民党新総裁の岸田氏、強い日米同盟を支持
有料会員限定
あなたにおすすめ