米フェイスブックの元従業員フランシス・ホーゲン氏(37)は5日、上院小委員会に対し、同社製品のさまざまな悪影響を示す内部文書について詳細に証言した。ホーゲン氏が集めた文書に関する新事実は、ハイテク大手に対する規制強化を求める機運を高めるものだと上院議員は述べている。議員らは個人情報保護法や競争法の厳格化、子どものための特別なオンライン保護、ソーシャルメディアのアルゴリズムの透明性向上、プラットフォームの説明責任の強化を求めている。エーミー・クロブシャー上院議員(民主党、ミネソタ州)は「今こそ行動を起こすべき時であり、あなたはその行動の呼び水となる」と述べた。ホーゲン氏は、現在検討されている複数の法的対応手段を超えて、議員たちが行動を起こす必要があるとした。