ジョー・バイデン米大統領は5日、連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長を信頼していると述べた。この日はエリザベス・ウォーレン上院議員(民主、マサチューセッツ州)がパウエル氏に対する批判をエスカレートさせていた。バイデン氏はミシガン州に向かう途中、記者団からパウエル氏を信頼しているか質問されると、「これまでのところは、そうだ」と答えた。また、ウォーレン氏が批判を強めるきっかけとなったFRB幹部らの金融取引に触れ、「ただ、そうした主張の一部について十分な情報を得ようとしているところだ」と述べた。来年2月に任期切れとなるパウエル氏に2期目就任を要請するかについては何も手掛かりを示さなかった。
バイデン氏、パウエルFRB議長への「信頼」表明 ウォーレン氏の批判受け
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