【ワシントン】米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は24日、5~11歳の子どもを対象とする新型コロナワクチンの接種について、規制当局が今後数週間で承認を急げば、接種も早い時期に実現するだろうと述べた。11月上旬にも接種が始まる可能性もあるという。  米ABCの番組に出演した同氏は、「企業の発表や公表されたデータを見れば、有効性や安全性は良好なようだ」とした。米規制当局はこの世代の子どもへの接種を承認するべきか、現在も検証の過程にある。